1949-10-24 第5回国会 参議院 厚生委員会 閉会後第7号
委員会で指摘せられました問題の一つでありますが、これは鹿兒島県の下姶良郡牧園町大字高千穗小字硫黄谷の問題でありまして、この硫黄谷一帶は即ち国立公園としての霧島公園の一部であります。この国立公園、霧島の一部でありまする硫黄谷に、この霧島温泉としての集団施設地区の計画地域内に起つておる問題であります。大体標高八百メートルくらい高いところの山の中腹にあるものであります。
委員会で指摘せられました問題の一つでありますが、これは鹿兒島県の下姶良郡牧園町大字高千穗小字硫黄谷の問題でありまして、この硫黄谷一帶は即ち国立公園としての霧島公園の一部であります。この国立公園、霧島の一部でありまする硫黄谷に、この霧島温泉としての集団施設地区の計画地域内に起つておる問題であります。大体標高八百メートルくらい高いところの山の中腹にあるものであります。
今度はその少し下の方にありますところの硫黄谷温泉霧島館、この霧島館が同じような状態で埋没いたしまして只今大体六十五名の死傷者をば出しておるのであります。而してそのうちの三十六名というものが大体死亡者である。
○説明員(飯島稔君) 國立公園でありまする霧島硫黄谷の災害につきましては、國立公園行政上特に重視していた集團施設地区でありますので、我々としては垣に遺憾に堪えないように思いますが、特に道路と災害との関係並びに國立公園計画と霧島温泉地帶の旅館施設との関係につきましては、かねてから國立公團の総合開発計画といたしまして、施設並に道路の総合計画を樹立しているわけであります。
それでは岡本委員の提案になりました硫黄谷温泉の埋没並びに死体埋没に関する調査に委員を派遣するように諮つてくれるようにということでございましたので、この件を改めてお諮りいたします。